パラグアイに、初の2ピース飲料缶製造工場

2018年 2月 8日

飲料缶製造会社のボール社は、南米の国、パラグアイのアスンシオンにて、同国では初となる2ピース飲料缶製造工場を建設する計画を明らかにした。2019年第4四半期に生産開始を予定する。
同じく南米のアルゼンチンでは、2016年から3年の間に、缶需要が倍増する見込みであり、ボール社は、アルゼンチンにある既存の飲料缶製造工場の能力を増強する計画もあると言われている。
いずれの計画も、飲料容器が缶へ移行しつつあるパラグアイ、ボリビア、アルゼンチンにおける飲料缶需要の増加に応えるものである。ボール社は、昨年の第3四半期で売上を前年同期比5.8%伸ばしたが、それは中南米地域における飲料缶需要の増加によるところが大きかった。
ボール社は、南米には、ブラジル及びチリにも飲料缶製造工場を持つ。一方、同社は、米国では、年内に、テキサスなど3か所に及ぶ製造工場の操業を停止し、統合を進める予定である。

(Foodbev Media, Feb.6, 2018 / PackagingBR, Feb.6, 2018)

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