缶への移行が進む、英国クラフトビール
2017年11月28日
今年1月から8月、英国ではクラフトビールの売上が、前年同期比327%増加し、また、同時期販売されたクラフトビールの25%が缶を使用したと、市場調査会社ニールセン社は報告している。
クラフトビール・メーカーによる缶採用の増加は、英国消費者、特にミレニアル世代の重視するライフスタイルやイメージ - 際立つデザイン、軽さが提供する利便性、リサイクルのし易さ、飲料品質の維持 - を反映するものであるとニールセン社は分析する。
さらには、ここ数年の間に、英国では、非大量生産に対応する充填ライン、そのようなモバイル・ラインの貸し出し/購入も含めたモバイル・ライン選択肢の増加が、缶への移行を促進したと見られる。
(The Canmaker, Nov.16, 2017)