ボール社、ミャンマーの飲料缶製造工場に更なる投資
2017年11月14日
米国の製缶会社、ボール社がミャンマーに持つ飲料缶製造工場、ボール・アジア・パシフィック(ヤンゴン)・メタルコンテイナー社は、ミャンマーの首都ヤンゴンの南方に位置するティラワ特別経済区にて、昨年11月、アルミ缶製造を開始した。そして今、ボール社は、その5万平方メートルに及ぶ工場の拡張を計画し、2,600万ドルの投資を行うことを明らかにした。しかし、その投資の詳細内容は公表されていない。倉庫である可能性もあるが、生産能力増強の可能性が最も高いと言われる。現在の生産ラインのエンジニアリングは、SLACプレジション・エクイップメント社(中国江蘇省)により手掛けられた。
ミャンマーには、現在、飲料缶製造工場が四工場 - クラウン・ホールディングズ社(米国)(2018年早々に操業開始予定)、キアン・ジュー社(マレーシア)(2018年に操業開始予定)、東洋製罐社、そしてボール社がそれぞれ所有 - 存在する(弊社業界情報2016年11月22日付及び2017年6月6日付に関連記事)。
(The Canmaker, Nov.9, 2017)