米国クラフトビール業界、経済的影響を増す
2017年 9月28日
米国のクラフトビール業界は、2016年、米国経済へおよそ680億ドル寄与したことが、米国ブリューワーズ協会により明らかになった。2014年と比べ21.7%増加し、10年前と比べると倍増した。
この数字は、米国で、クラフトビール醸造会社によりビールが醸造され、販売されるまでに経る、 醸造所-卸売-小売から成る三層システムで関わった要素、並びに、ブリューパブ・レストラン及び醸造所併設タップルームで販売されるビール以外の製品も含むものである。
米国クラフトビール醸造会社は、昨年、45万人以上の正社員、及び13万人近くの醸造所/パブでの職を創出した。
2016年、クラフトビール業界で、経済的に最も寄与した上位三州は、カルフォルニア州(73億ドル)、ペンシルバニア州(59億ドル)、そしてテキサス州(45億ドル)であった。
また、米国クラフトビールの販売数量の17.2%が缶を使用し、2013年比5.6%増となった。
(The Canmaker, Sept.27, 2017)