2016年販売数量上位10 ビールブランド
2017年 8月29日
10位 Corona Extra (ブランド所有者 アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(以降、ABI)社)
9位 Brahma (ABI社)
8位 Harbin (ABI社)
7位 Heineken (ハイネケン社)
6位 Yanjing (Beijing Yanjing社)
5位 Skol (Carlsberg社)
4位 Tsingtao (Tsingtao社)
3位 Budweiser (ABI社)
2位 Bud Light (ABI社)
1位 Snow (China Resources社)
昨年のビールブランド・トップ10で、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社ブランドが幅を利かせているのはもはや驚くことでもないかもしれない。ABI社は、今や、トップ10ブランドのうち5ブランドを所有し、さらにSkolについては、南アメリカ市場に限り、生産・販売を手掛けている。
ABI社は、2016年SABミラー社の買収を実現するために、SABミラー社のアジア及び欧州に持つ資産(Snowブランドを含む)を含めた多くの資産売却を余儀なくされたものの、同年、ABI社の業績は、ステラ・アルトワ、バドワイザー、及びコロナというグローバル・ブランドの依然強い販売力により支えられたと報告されている。
しかしながら、世界全体のビール売上は、ワイン及び蒸留酒の人気の高まりもあり、停滞している。ニールセン社の調べによれば、今年6月17日までの52週間、世界全体のビール販売数量は前年同期比2%減であったのに対し、ワインと蒸留酒の同期販売数量はそれぞれ同1.5%増、同1.6%増であった。
(the drinks business, Aug.16, 2017)