飲料缶差別化で今後も注目される4つの方法
2017年 8月 3日
店頭での差別化を図るため、飲料缶に施されるデザイン・機能の中でも特に次の4つの機能は、ここ数か月の間に特に目を惹いたものであり、今後も続くトレンドとなると予想されるものである:
1、温度により色を変化させるサーモクロミック:
リプトン、温度変化で“love”の文字が浮き出るデザイン。
モルソンクァーズ、ビールの飲み頃の温度まで冷えると缶上の絵の色が変化。
2、収集/リピート買いを想定:
コカ・コーラ、人の名前をラベルに印刷。
バドワイザー、米国の各州の名・ロゴを印刷。
スプライト、著名なヒップホップ・アーティスト6人の詩を印刷。
3、機能性:
オランジーナ、缶を逆さまにして陳列、消費者がそれを元に戻すことで、ほどよく中身が混ざるように。
4、再封性:
ビンと缶の利点を融合したアルミボトル。ビール、エナジードリンクで多く採用。
(FOODBEV MEDIA, Aug.1, 2017)