ゼロがゼロシュガーに代わる
2017年 7月27日
コカ・コーラ・ゼロシュガーは、コカ・コーラ・ゼロ(あるいはコーク・ゼロとも呼ばれる)の“新製品”ではない。コカ・コーラ社は、来月より、米国で、ゼロを段階的に減らし、最終的に、ゼロシュガーに代える予定である。
ゼロシュガーは、実際のところそれほど“新しい”ものではない。むしろそうならないように味の開発に5年を費やしたゼロシュガーは、既に世界25市場で販売されており(弊社業界情報2017年6月8日付に関連記事)、売上も順調である。ゼロシュガーとコーク・ゼロの原料リストの内容は全く同じであり、また、味もそれほど変わらない。ゼロシュガーでは、パッケージングのデザインが刷新されたことくらいだとも言われる。
コーク・ゼロのファンは多く、昨年の売上では、ダイエット・コークの前年比1.9%減に対し、コーク・ゼロは3.5%増であった。
コカ・コーラ社は、これと同様の“ゼロ再発見”を、スプライト・ゼロ、チェリー・ゼロでも実施することを検討している。
(Newser, July 26, 2017)