ビール価格(+所得税)に基づく各国生活費指数

2017年 7月20日

英国の経済誌 The Economistの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が主体となり定期的に発行される世界各国の生活費指数があるが、そのデータに、世界の主要都市に転勤を求められる海外駐在者を想定し、高収入の駐在者の所得税を加味して算出し直した、より実質的な各国生活費指数が最近発表された。これを実施したのは、法人に税金管理等のサービスを提供するソブリン・グループ(Sovereign Group)で、その生活費指数を再算出するのに、各国のビール価格を適用している。
その結果明らかになった新たな生活費指数の高い上位10ヵ国は以下の通り:
1. コペンハーゲン、デンマーク
2. ニューヨーク、米国
3. 東京
4. 大阪
5. パリ、フランス
6. レイキャヴィク、アイスランド
7. ソウル、韓国
8. ロンドン、英国
9. ブリスベン、オーストラリア
10. ジュネーブ、スイス

(the drinks business, July 17, 2017 / Financial Times, July 14, 2017)

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