飲料・食品売上好調で、米国コンビニストアの売上過去最高に

2017年 4月18日

米国のコンビニエンス・ストア(以降、コンビニ)の2016年店内売上は、過去最高となる約2,330億ドルに達したことが全米コンビニ協会(NACS)により明らかになった。この結果に大いに貢献したのがノン・アルコール飲料とスナック菓子の好調な売上である。
全米のコンビニおよそ19,000店舗から集めたデータを基にして出された売上高上位の飲料には、機能性ウォーター(前年比12.3%増)、スポーツ飲料(同4.5%増)、そしてボトルドウォーター(同3.9%増)が含まれている。消費者の選択が、健康を促進する飲料カテゴリーに変わりつつあることを示していると業界関係者は語る。
ガソリンスタンドを併設するコンビニが多い米国では、コンビニが提供する食品品質によってガソリンスタンドを選ぶ消費者が増えてきている。米国では購入されるガソリンの80%を、コンビニが売り上げていることもあり、ガソリン価格が低い時ほど消費者はコンビニ内で買い物をする傾向にあるとい言われる。

(FOOD navigator-usa.com, Apr.11, 2017)

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