来年のフレーバーはキュウリ

2016年12月22日

香料メーカーとして著名なフィルメニッヒ社(スイス)が、“2017年のフレーバー”として、その爽快なフレーバーを理由に、キュウリを選んだことを発表した。
爽やかで、健康に良いとされる食品及び飲料の高需要が、キュウリの人気急上昇を促していると言う。
消費者は、軽くて、爽やかな“グリーン”なフレーバーを楽しむ傾向が強くなっていると同社の調査結果は示している。最近では、野菜全般が、フレーバーや材料としてより多くの食品・飲料に受け入れられるようになってきており、アイスクリームやシリアルなどこれまで甘い食品の使用に好まれてきた果物に代わって利用される場合もあるほどだ。
キュウリは、フレーバーとしての利用が、世界全体で2011年から2016年間に392%増加している。

(Food & Drink Technology, Dec.19, 2016)

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