ベトナム、夜の飲酒を規制か

2016年10月25日

総人口に対する若年層の割合が高いベトナムは、ビールの需要が高く、今後もその傾向が続くと見られている。ビール・メーカー、ハイネケン社は、ベトナムを、海外ビールメーカーにとり利益の見込みを想定しやすい市場と描写している。昨年には、世界最大規模のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が、ベトナムでは初めてとなる醸造工場を開場したばかりだ。
しかし、最近になり、ベトナムでは、保健省を通じ国民のアルコール消費に規制を設ける動きが出てきている。具体的には、ビールを含むアルコール飲料の午後10時以降の販売禁止である。法律として成立までに時間はしばらくかかるとしても、ベトナムのこのような動きは、海外ビールメーカーがベトナムについて持つイメージに多少なりとも影響を与えるであろう。

(just-drinks.com, Sept. 27, 2016)

業界情報一覧