ダンキン・ドーナッツ、コーヒーの全米展開でコカ・コーラ社と提携

2016年10月 6日

ドーナッツ・チェーンのダンキン・ブランズ・グループ(以降、ダンキン)社は、米国小売店で自社コーヒー飲料を販売するにあたり、コカ・コーラ社と提携することを、先週末明らかにした。現在、米国RTDコーヒー飲料市場を独占するコーヒー・チェーン、スターバックス社(米国シアトル)に、コーヒーで初めて挑むことになる。
2017年初頭にコーヒー飲料市場に参入するダンキン社のアイスコーヒー飲料は、様々なフレーバーをそろえて、コカ・コーラ社により製造・販売され、全米のスーパー、コンビニ及びダンキン・ドーナッツ店舗で販売される。
1994年より北米市場にて缶/ボトルでコーヒー飲料を販売するスターバックス社は、現在、ペプシコ社と50/50の事業提携を通じ、米国RTDコーヒー市場の約97%を支配しており、米国市場では同社の一人勝ち状態が続いている。
ダンキン社がコカ・コーラ社と事業提携したのは2012年。それ以来、米国及び海外の一部のダンキン・ドーナッツ店舗でコカ・コーラ飲料を販売している。

(Reuters, Sept. 29, 2016)

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