米国で急成長するコールドブリューコーヒー

2016年 9月20日

米国テキサス州のカメレオン・コールドブリュー社は、今年、“最も革新的なブランド・トップ25”や“急成長する米国企業トップ500社”に選出されるほど、今、米国で最も注目されている飲料メーカーの一社である。売上が急伸しているカメレオン・コールドブリュー社ブランドに代表されるRTD(ready-to-drink)コールドブリュー・コーヒー(長時間水で抽出して作られるアイスコーヒー)カテゴリーは、米国で数年前に発表されて以来、様々な形態で、様々な販売チャンネルを通じ売上を顕著に伸ばしている。その売上高は、2015年9月時点で790万ドル(ミンテル社による)、2016年4月時点では3,840万ドル(SPINS社による)などの報告がある。
社員わずか25人のカメレオン・コールドブリュー社は、過去3年間で2,506%の収入増を記録したと言われている。カメレオン・コールドブリュー社のブラック・コールドブリューコーヒーは、米国の冷蔵コーヒー・コンセントレイト部門のトップを走り、今年8月末時点で前年同期比302%増となる270万ドルを売り上げている。

(FOOD navigator-usa.com, Sept. 15, 2016)

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