紅茶は、ティーバッグからエアゾール缶へ

2016年 9月15日

もうティーバッグはいらない。高品質な紅茶が、200mlアルミ缶から出る泡で容易に作れる。
YumChaティ‐・コンセントレイツ社(英国)が先月発売した“ノー・モア・ティーバッグ”缶は、ワン・プッシュで1杯分の紅茶エキスの泡が出るエアゾール・タイプの缶で、1缶およそ30杯分。しかしこのニュースが発表されると、ファンからは、ただ複雑になっただけで環境への負荷も増えるとして、この新製品に反対する声が上がった。
茶葉を正しい方法で滲出させ作られたと言う同社の製品は、缶から出てくる泡に熱湯を足すだけでお茶ができ上がる。濃さも、加えるお湯の量で変えられる。
100%リサイクル可能な缶は、衝撃・押出しアルミ缶で、別途、粘着性のラベルを装着する。缶は充填後、窒素ガスで加圧される。

(The Canmaker, Sept. 14, 2016)

業界情報一覧