アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社買収、支払う手数料は17億ドル以上

2016年 8月30日

銀行、法律事務所、会計事務所、広告代理店、そして税務署が注目するのは、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社による競合相手SAMミラー社の1,038億ドルを投じたビール業界最大の買収から生まれる計20億ドルに及ぶ手数料である。
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、今後、手数料として合計17億4,000万ドルを支払う予定であることを明らかにしている:
公開されたその内訳は次の通り:
7億2,500万ドル:融資関連
1億3,500万ドル:財務・法人関連仲介(銀行等6社以上で分割)
1億8,500万ドル:法律に関わる助言等
1,500万ドル:会計事務所
2,000万ドル:広告代理店
1億8,000万ドル:経営コンサルタントを含むその他サービス
4億7,500万ドル:その他の費用
一方、SABミラー社は、同種の手数料・費用として、計約2億2,000万ドルを支払うと報告されている。
この買収に伴い、年間14億ドルの費用削減を目指すアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、今後3年をかけて、全体の約3%にあたる5,500人に及ぶ人員削減を実施する。

(Bloomberg, Aug. 26, 2016)

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