パッケージで特定できるブランド
2016年 8月25日
その容器デザインや形状からすぐにブランド名が特定できるのは、コカ・コーラのビン。
ブランド認知を確立することは、消費財メーカーにとり必要不可欠である。ロンドンの包装開発オーガナイザー“Easyfairs”が実施した英国人1,500人へのオンライン調査の結果、日用消費財(FMCG)ブランドが上位10位を独占していることがわかった。
コカ・コーラのビンについては、ロゴや製品名が全くない状態でそのビンが提示された場合でも、多くの人々がコカ・コーラ製品と特定できた。コカ・コーラ社はここ数年、マーケティング手法を様々に変え、若年層の取り組みに注力してきており、今回の調査で、ミレニアル世代の5人に一人がコカ・コーラのビンを第1位に選んでいることからも、その成果が出ているとEasyfairs社はコメントしている。
上位10位は以下の通り:
1. コカ・コーラのビン (米国/飲料)
2. トブラローネの三角パッケージ(スイス/チョコレート菓子)
3. マーマイトのジャー(英国/食品)
4. プリングルズのチューブ(米国/ポテトスナック)
5. KFCのチキン・バケット(米国/フライドチキン)
6. ハインツのケチャップ・ボトル (米国/食品)
7. FAIRYのリキッドボトル(米国/洗剤)
8. アップルのiPhone box(米国/スマホ)
9. WALKERSのcrispパッケージ(英国/スナック)
10. amazon box (米国/消費財包装)
(Packaging World, Aug. 23, 2016)