大学生開発によるスーパーコーヒー

2016年 8月 4日

フィラデルフィア大学の学生が、選手として日々取り組むバスケットボールの疲れで大学の講義中睡魔に襲われるなど、講義に集中することができなくたってきた自分自身のために、大学寮の部屋で、ミキサーで作ったプロテイン入りコーヒーが、今、全米で注目されつつある。
大学のコンビニで売られる、糖分・カフェインを過度に含有するエナジードリンクには手を出したくなかった彼は、自然の材料にこだわったコーヒーを作ることを目指した。オーガニックのコロンビア産コーヒーに、10gの乳タンパク質と、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)を加えた“スーパーコーヒー”で、数週間後には、友達が彼の変化に気が付くようになり、その後、友達から大学寮へ、そして大学キャンパスへと需要が高まり、彼は兄弟とともにこれをビジネスとして活動を始めるに至った。
現在、このコーヒーは、米国の自然・有機食品小売チェーン最大手、ホール・フーズ社21店舗を始め、フィラデルフィア大学とジョージタウン大学で、SUNNIVA CAFFE“SUPER COFFEE”の名で販売されている。

(The Washington Post, Aug. 3, 2016)

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