細分化する米国清涼飲料市場へ、ペプシコ社

2016年 7月12日

米国の消費者は、最近、“クラフト”という言葉に表されるような、ニッチで、プリミアムな製品を清涼飲料でも求めており、清涼飲料水市場はますます細分化されてきていると、ペプシコ社CEOのNooyi氏は、予想を上回る結果を出した今年第2四半期の業績報告とともに、コメントした。
ペプシやダイエット・ペプシというコーラ・カテゴリーに執着しない。ペプシコ社が今まさに新製品を投入している市場は、ニッチで、大量生産をしない、細分化された新しいカテゴリーである。例えばそれは、マウンテン・デュー・ブラックレベル、アクアフィーナ・スパークリング、ネイキッド・プレスド、あるいは1893である。
他方、Nooyi氏は、『変化を嫌う』消費者についても語っている。それは特にコーラ・カテゴリーで見られるという。長年親しんできたペプシの味が変わることを好まない消費者の多さに反応し、ペプシコ社は、昨年発売した人口甘味料フリーのコーラはそのまま残しながらも、最近、オリジナルのダイエット・ペプシの再販を開始した。

(FOOD navigator-usa.com, July 8, 2016)

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