中国CPMC社、飲料缶製造能力を増強
2016年 5月17日
7工場目となる飲料缶製造工場を現在建設中なのは、中国を代表する食品会社COFCO社傘下のCPMC社である。
CPMC社の新しい飲料缶製造工場は、福建省甫田 にあり、その生産能力は、年間10億缶以上を計画し、将来2ライン目が増設できる規模となる。この新工場第1ラインは、実際にはCPMC社が既に持つ浙江省杭州の工場から移設するもので、さらにその生産能力を増強する。製缶ライン建設に関わる総合的サービスを提供するエヴァーグリーン社(米国コロド州)は、CPMC社が2ピース飲料缶製造に参入した2010年から現在に至るまでCPMC社工場の全プロジェクトを担当している。
CPMC社は、現時点で、中国の6地点 - 四川省成都、広東省広州、浙江省杭州、広西チワン族自治区南寧、天津、湖北省武漢- で工場を操業しており、同社の2015年時点での総生産能力は年間60億缶以上に達した。
CPMC社はまた、3ピース食缶、エアゾール缶ならびにメタル・キャップの製造工場も有する。
今年初頭、容器製造会社のORGパッケージング社がCPMC社の株27% を取得した。
(The Canmaker, May 11, 2016)