中国初のアルミボトル生産ライン、始動間近
2016年 3月 3日
中国で初となる軽量アルミボトルの生産ライン設置が、今週より開始される。
このアルミボトル生産ラインは、中国の製缶会社、ORGパッケージング社の第5番目の製缶工場、湖北省シェンニン工場にある。同社は、ユニバーサル製缶社(日本)とのライセンス契約の下で、D&I によるアルミボトル製造技術を使用する。このアルミボトルは、既に、ユニバーサル製缶社の技術を通じて、米国製缶会社ボール社により米国市場向けに生産されているアルミボトル“Alumi-Tek”と似たタイプのものとなる(弊社業界情報2015年9月14日付に関連記事)。
既に1億5,000万ドル以上が投じられたシェンニン工場の年間生産能力は、3億缶である。
シャンニン工場は、さらに、アルミボトルとスリム缶用充填ライン3ラインを持ち、レッドブル・エナジードリンクなどを充填する。
そして現在、ORG社の第6番目となる新製缶工場が、陝西省・宝鶏市に建設中で、今年7月中に生産開始となる予定だ。主にチンタオビール・ブランド用缶を製造する。
(The Canmaker, Mar.1, 2016)