ビール缶出荷量増加、昨年の米国
2016年 1月26日
2015年、製缶業界により米国のビール醸造会社へ出荷されたアルミ2ピース缶の出荷量は、前年比2.3%増加し、伸びる傾向が続いていると、米国製缶協会(CMI)による最新報告書で明らかになった。
同協会の調べでは、2015年には、2014年の出荷量より10億缶多い約370億缶のビール缶が米国の製缶会社により出荷された。一方、米国ではソフトドリンク需要の減少は依然続いており、2015年には、前年よりも1.7%少ない562億缶がコカ・コーラ社やペプシコ社らを含む飲料メーカーへ出荷された。
米国の2015年飲料缶出荷量合計は932億缶で、前年度より0.1%下げたものの、依然世界最大の飲料缶市場であることに変わりはない。
(The Canmaker, Jan.21, 2016)