ビール消費量最大のアジア、ビール増加率最速のアフリカ

2016年 1月14日

アジアは引き続き世界で最大のビール消費量を記録するであろうと、市場調査会社Canadean社発行の世界ビール・トレンド2015年~2020年最新版は報告している。
アジアは、2020年までに、平均3%で毎年増加し続けると予想されている。また、アフリカは、2015年から2020年までの間、年間5%の平均成長率で伸びていくと予測されている。同期間、年1%以下の成長しか見込まれていない東欧・西欧、ならびに北米の成熟市場とは対照的な数字である。
アフリカで今後、ビール消費量が速い速度で増える要因としては、GDP成長率ならびに都市化がそれぞれ最速で伸びることに加えて、中国・インドを抜くと見られる労働人口を含めた人口増加が挙げられる。中でも南アフリカ共和国のこれらの伸びは著しく、ナイジェリア、アンゴラがそれに続く。一人当たりのビール消費量では、2020年までには、セイシェル、赤道ギニア、ガボンが上位を占めると予想されている。また、ザンビアも急速に一人当たりの消費量を伸ばしている。











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