ウォーター用容器として缶の使用が増加
2015年12月17日
今年、ウォーター用の容器として缶が最高の出荷量を達成したと市場調査会社Canadean社の最新報告書は伝えている。世界全体の容器入りウォーター市場において、今年、缶は17%増加した。その勢いは、西欧ではHDPEを追い越し第3位になるほどだ。北米ならびに南米でもその傾向は著しく、特に23.7clサイズが大ヒットしているメキシコでは、缶ウォーターの成長は目覚ましい。
Canadean社によれば、ウォーター用の缶需要増加は、最近のフレーバー・スパークリング・ウォーターの好調な売上、ならびに、従来の炭酸ソフトドリンクの外観に似せた容器戦略の成功等を反映しているという。
世界の健康志向の強まりに比例して、ウォーター需要増加とともに缶需要も増加すると予測される。
(CanTech, Dec.16, 2015 / Packaging Europe, Dec.16, 2015)