新飲料カテゴリーにおける缶の可能性広がる
2015年11月19日
通常、炭酸ソフトドリンクおよびビールが、主要な飲料缶の領域として見られることがしばしばであるが、最近、缶採用にますます積極的になっている飲料カテゴリーがあると製缶会社レクサム社は報告する。それがレクサム社が"新飲料"カテゴリーとするウォーター、アイスコーヒー、機能性飲料である。飲料缶カテゴリー全体では、過去10年間、2~5%の幅で増加してきたが、新飲料カテゴリー用の缶に限ると、今年は、2桁の増加が見られている。
飲料としては、特にウォーター・カテゴリーの伸びが著しく、今年、世界全体のウォーター製品の消費量は、炭酸ソフトドリンクの消費量を上回ると予想されている。Noa’s社(米国カルフォルニア州)は、今年初頭に、同社ブランド、スプリング・ウォーター用にレクサム社供給の缶を採用している。レクサム社は、また、欧州の複数のウォーター・ブランド用にも缶供給のプロジェクトを進めている。
(Beverage daily.com, Nov.17, 2015)