米国PETボトル重量、過去の1/2まで軽量化
2015年10月22日
米国における0.5リットル・サイズのウォーター用PETボトルの平均重量が、2000年から2014年までの間に50%以上削減されていることがベヴァレジ・マーケティング協会(米国バージニア州)により報告された。これは、21世紀に入ってから、PET樹脂62億ポンドが節約されたことに等しい。既にリサイクルされているPET材(rPET)から再びPETボトルを製造する場合、原料そのものからボトルを製造する時に使用する燃料に比べ、2/3少ない燃料で製造することが可能だと言われている。
2008年から2014年の間、ボトルドウォーターでのrPET材使用量は17.5%から21%に増加した。健康志向が高まる近年、ソフトドリンクに代わりボトルドウォーターを選択する米国消費者は増えており、PETボトル製造業界は、環境への負荷をさらに軽減する努力を続けている。実際に、PET材プラスチック製ボトルを使用するウォーター用ボトルは、同様の容器を使用するその他のどの飲料容器よりもプラスチック使用量は少ないと業界関係者は報告している。
(FoodBev Media, Oct., 20, 2015)