ビール缶売上、米国で上昇

2015年10月19日

米国飲料缶出荷量が、過去3年間の下降傾向から一転して9月末までの3ヵ月の間に劇的に増加したと、缶製造者協会(CMI)は報告している。この増加は、ビール缶出荷量が大きく伸びたことによるところが大きい。
第3四半期に米国製缶会社が出荷した245億缶は、昨年同期比1.3%増。アルコール飲料缶出荷量に限ると、前年同期比4.6%増の102億缶を記録した。一方、ソフトドリンク缶出荷量は同1.0%減で143億缶にとどまった。
ビール容器のビンから缶への移行が続いていることが製缶会社に有益に働いており、この傾向は米国小売店でも明らかで、この期のアルコール飲料売上は上昇している。

(The Canmaker, Oct., 9, 2015)

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