スーパーにビール・ステーション設置
2015年 9月 8日
米国で第2位(第1位はウォールマート)、そして世界でも第5位の規模を誇るスーパーマーケット、クローガー社が、全米に展開する店舗に、その場で注いだドラフトビールを購入できるビール・ステーションを取り入れ始めている。
急成長を続けるクラフトビール人気にあやかろうと、クローガー社は、オハイオ州、ジョージア州、バージニア州を始めとする主要店舗へのビール・ステーションならびにテイスティング(試飲)を増設する戦略を進めている。米国の自然食品スーパー、ホール・フーズ社でも、ドラフトビール量り売り用の容器グロウラーの販売を2006年より行っている。
最近市場に参入するクラフトビール醸造所の中には、ビールサーバーから注ぐドラフトビールのみを地元で販売する醸造所が多く見られるという。また、地元で生産されたものを取り入れながら新しいフレーバーを試みる小規模醸造所のビールにも、消費者の注目が集まっている
米国で醸造されるクラフトビールは、最近では、米国で販売されるビール全体のおよそ1/10を占めるにまで至っている。
(Fortune, Aug. 31, 2015)