米国 アルコール飲料缶出荷量増加

2015年 7月23日

今年第2四半期、米国のアルコール飲料缶出荷量が、前年同期比1.5%増100億缶に達し、ビール・メーカーからの缶需要復活が続いていると、米国缶製造者協会(ワシントンD.C.)は報告した。今年上半期では、ビール缶の出荷量は、0.9%増、184億缶となった。一方で、ソフトドリンクの缶需要は依然として下降しており、第2四半期に2.4%減で154億缶、上半期では2%減の284億缶に終わった。その結果、第2四半期の飲料缶全体の出荷量は、254億缶で、前年同期比0.9%減となった。上半期でも、0.9%減、469億缶。
米国飲料メーカーは、夏季に備え生産量を上げるため、第2四半期は、通常、缶出荷量も1年の中で最も多くなる傾向がある

(The Canmaker, July 20, 2015)

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