小規模ビールメーカー向けにもアルミボトル
2015年 4月28日
50年代にビール用に初めて2ピース・アルミ缶を開発した米国コロラド州のビール・メーカー、クァーズ・ブリューイング社ビル・クァーズ氏の長男、スコット・クァーズ氏が創業したALeco Container社が通常供給する量よりも少ない量の望むマイクロ・ブリューワリー向けに、デジタル印刷を施した、高品質・軽量アルミボトルを提供する。
工場建設コンサルティング、エンジニア、据付等を総合的に手掛けるエヴァーグリーン・パッケージング社経営に関わっていたスコット・クァーズ氏が2011年に起業したALeco社は、コロラド州アルヴァダにて、創業以来、地ビールを始めとするプレミアム飲料用12oz/16ozサイズのアルミボトル加工装置の開発を続けており、D&Iラインならびにマルチ・ダイ・ネッキング・システムを持ち、年間最大1,000万本の生産能力で、少量生産・高価格飲料用に特化して、メーカーにボトルを供給する。同社製アルミボトルは、王冠を使用する標準型ビンと同じ外寸・仕様で作られる。また、その表面を飾るのは、INX社製システムによるデジタル印刷で、効果的宣伝が限定されがちな小規模メーカーにとり貴重な高品質広告を提供する
(The Canmaker, Apr. 23, 2015)