地ビールと言えば、、オレゴン州
2015年 4月14日
米国オレゴン州は、その州民がビールの中でも地ビールに費やす割合が最も多い州として知られている。
それを裏付けるデータが、以下のように報告されている(全て2014年):
①オレゴン州州民は、前年よりも14.3%多く、オレゴン州で醸造されたビールを消費した
②オレゴン州で消費されたビールのうち20%が、オレゴン州で醸造される地ビールであった
(全米でこの大台にのった最初の州)
③オレゴン州で800の職を創出した。これは前年比12%増
④179の地ビール・メーカーを含むオレゴン州ビール業界は、約28億3千万ドルの州内経済効果をもたらし、間接的な職も含めおよそ3万人に職を提供した
⑤オレゴン州は、小売店で販売されるビールの中で地ビールの占める割合が36.69%と全米一を記録した
⑥オレゴン州は、小売店で消費者が地ビールに費やす金額で全米一を記録した
⑦オレゴン州最大の都市ポートランドは、その売上高、ならびに39.3%というビール市場シェア両者において、全米最大の地ビール市場である
オレゴン州には、2014年末時点で、州内71の市町村で179の地ビール・メーカーにより経営される220の醸造所がある。そのうち58の醸造所が、ポートランド市内に集まる。
オレゴン州産の地ビールは、昨年、全米50州に出荷され、また、カナダ7州ならびに海外32ヵ国に輸出された
(BeverageWorld, Apr. 13, 2015)