次世代アルミボトル生産開始、ボール社
2015年 2月16日
製缶会社ボール社(米国コロラド州)は、今年、多くの最新製缶技術を発表し、特にアルミボトルとスチール製エアゾール缶
の米国市場における同社の位置付けを強化する。その一環として、米国にて、今年3月末に、
次世代技術を使用するアルミボトルの生産を開始することを、ボール社は明らかにした。同社は既に38mm口径のD&Iボトル缶を生産しておおり、ビール・メーカーのミラークァーズ社等に供給しているが、今回発表された「次世代」アルミボトルは、ビンのように28mmの口径で、最新ロータリー・ネッキング・システムと連携させたD&I技術を使用する。同社テキサス州コンロー工場にて生産される。
ボール社はまた、今年、総計4億ドルにおよぶ設備投資計画を進めており、これには、ミャンマーでは同社初となる飲料缶製造工場(2016年初頭に操業開始予定)、ベルギー・オス飲料缶製造工場第3ライン設置(2015年第2四半期稼働開始予定)、インドでの衝撃押出しによるエアゾール缶製造ライン建設が含まれている。
ボール社は先週、製缶会社レクサム社(英国)と、買収に向けた交渉に入ったことを明らかにしている
(The Canmaker, Feb. 13, 2015)