子供用メニューから炭酸ソフトドリンクが消える、米国
2015年 1月20日
米国のファーストフード・チェーン・レストラン、ウェンディーズは、米国全店の子供用メニューから炭酸ソフトドリンクのオプションを削除する。つまり、ドライブスルーで注文する際、メニュー・ボードを見ても炭酸ソフトドリンクは一切表示されていないことになる。米国のレストランのこのような動きは、子供の健康を考える団体や子供の肥満と戦う団体等の訴えに対応するものである。この種の団体はさらに、ウェンディーズが全粒粉パンや、果汁飲料、野菜のメニューをもっと増やすように要望している。米国では、マクドナルド、アービーズ、Chipotle(メキシカン・グリルフードのチェーン)といった人気のファーストフード・チェーン・レストランがすでに子供用メニューに炭酸ソフトドリンクを表示していない。米国の主だったファーストフード・チェーン・レストランの中でバーガー・キングのみ、子供用メニューで炭酸ソフトドリンクを依然として提供している。しかしながら同社は、現在、子供用メニュー・ボードからの炭酸ソフトドリンク削除を検討中とコメントしている
(USA TODAY Network, Jan. 15, 2015)