アルミ飲料缶、進化する環境に優しい飲料容器

2015年 1月 5日

アルミ缶は、最も再生利用されている飲料容器であるが、さらに進化を遂げていると、環境調査会社PEインターナショナル社は報告する。以下は、同社が2010年に発表した調査結果を更新したものであり、今日、米国ならびにカナダで製造されているアルミ缶のデータを示している

- 炭素排出量が20%改善。14%少ないエネルギーで製造。
- 米国で製造される缶は、一缶につき平均70%の再生資源を含有。(ビンの再生資源含有率平均23%、プラスチック/PETボトルの再生資源含有率平均3%)
- 2%さらに軽量化
より少ない資源で製造するということは、輸送における燃料をより削減し、ごみを削減し、結果として環境への負荷も軽減される。アルミナム協会によれば、アルミ飲料缶は、リサイクル用収集箱から再び売場に戻るまでに要する時間がわずか60日、他のどの飲料容器よりも速い再生時間であると報告している。そして、アルミ缶は、今、より少ない燃料で、より多い再生資源を含有して再生を実現している。これらのデータこそが、昨今、米国の地ビール・メーカーが容器に缶を選択する大きな動機となっている

(CanTech, Dec. 30, 2014)

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