ボール社の次世代飲料缶

2014年12月 9日

ボール・パッケージング・ヨーロッパ社は、同社の飲料缶製造で、2020年までに炭素排出量25%削減を目標とするプログラムを掲げる。
同社のドイツにある製缶工場で、古いコンプレッサーを交換することにより、エネルギー消費量を削減する。缶の軽量化も進めており、欧州での同社製330mlサイズの「B-Can」は、缶胴で同サイズの通常缶と比較し重量を5%軽量化する。缶蓋については、ボール・パッケージーング・ヨーロッパ社により現在欧州を中心に採用を広げられているCDL社(米国オハイオ州)製造によるアルミ飲料缶蓋「CDL」は、従来の飲料缶蓋と比較し、10%の材料削減を可能にするため、2011年には、ボール社北米飲料缶蓋製造工場のほとんどをCDL対応に変更し終え、材料削減、つまりは炭素排出量削減を実現させている。
ボール・パッケージング・ヨーロッパ社は、これらB-CanとCDLから成る飲料缶こそが、次世代缶であるとコメントしている

(Beverage daily.comr, Dec. 8, 2014 / Ball web site, Nov. 11, 2014)

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