米国ソーダ税、カルフォルニア州バークレーが法成立に向け前進

2014年11月 6日

米国カルフォルニア州バークレーは、炭酸ソフトドリンクを含む糖分入り飲料への課税(Soda Tax)に関する法成立を承認した最初の米国の都市となった。これはMeasure Dと呼ばれ、ソフトドリンク1ozにつき1セントを課税するもの。この法を支持する市民は、課税により、米国全体を悩ます肥満問題の原因の一つと彼らが主張する炭酸ソフトドリンク、エナジードリンク、糖分入りアイスティーなどの飲料の消費削減に貢献することを期待する。一方で、ニューヨーク・シティを始めとする米国のいくつかの都市では、似たような課税を試み、しかしながら、飲料メーカーをバックに豊富な資金力のある反対派により法規制を阻まれている。バークレーの法成立に向け関わった人々は、バークレーは、レストランやバーでの禁煙席、車椅子のための縁石排除、居住地のリサイクルボックス設置、公立校での食品販売の規制など、米国民の望みを先駆けて実現する、誇らしい歴史があると語る。それに対し反対派は、バークレーは、米国の他の多くの町とは異なる町とコメントしている

(USA Today, Nov. 5, 2014)

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