「トップレス」缶、フットボール観戦で活躍
2014年 9月 9日
アメリカ合衆国のプロ・アメリカンフットボール・リーグ、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のシーズン開幕に伴い、8日、本拠地で戦うデトロイト・ラインオンズの試合において、地元ビール・メーカーによる「トップレス」ビールが販売された。デトロイトのロチェスター・ミルズ・ビール社は、オクトーバーフェスト・セレブレーション・ラガー用に、米国製缶会社クラウン・ホールディングズ社開発による「360エンド」飲料缶技術を使用する16ozサイズ缶を採用した。この技術は、缶蓋センターパネルを完全に取り剥がすことが可能で、缶を蓋無し(トップレス)飲料容器に変えるものだ。360エンドを使用するビール缶は、2010年南アフリカで開催されたFIFAワールドカップでデビューしたのち、米国の地ビール・メーカーにも採用されている(弊社業界情報2010年5月13日付、2012年10月11日付、2013年4月2日付に関連記事)。「トップレス」缶は、ビールのフレーバーや香りをじかに感じることのできる、軽く、割れない容器としてコンサート会場やスポーツ観戦で提供しやすい理想的な容器であると、ロチェスター社は述べている
(The Canmaker, September 5, 2014)