米国製缶会社、10年間の変遷

2014年 8月21日

米国商務省により5年毎に集計、発表される経済センサスで、最近発表された2012年度統計によれば、米国製缶業界については、製缶工場整理・統合が続いていたにも関わらず、2012年に出荷された缶の価値は151億ドルに達し、この数字は、2007年度比10.8%増、2002年度比31.9%増であることが明らかになった。
過去15年間で閉鎖された製缶工場は100工場。2012年、米国にある製缶工場の数は171。2007年にはその数は189、1997年には271工場であった。米国の製缶会社は、従業員数も確実に削減しており、1997年に計26,747人を数えた従業員数は、2012年には17,287人にまで減っている。一方で、製缶工場の生産性は上がっており、一工場で出荷された缶の価値は、2012年には、1997年当時(約4,400万ドル)と比較して倍増(8,860万ドル)している

(The Canmaker, August 19, 2014)

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