アルコール度数の高い飲料缶の販売規制実施、英国

2014年 7月31日

英国で4番目規模のスーパーマーケット、モリソンズ社は、英国保健省によるResponsible Can Packaging Pledge (責任あるアルコール飲料缶取扱いに関する公約)に同意する英国で最初の小売業者となる。これによりモリソンズ社は、今後、シングルサーブ缶で4ユニット以上(ユニットunitは主に英国で使われるアルコール量単位。1ユニットはエタノール量8g、小さなワイングラスのワイン1杯分ほど。男性で1日3~4ユニット以上は飲むべきでないとされる)を含有する炭酸アルコール飲料製品の生産ならびに販売をしないことになる。英国保健省のこの公約は、製造会社ならびに小売業者に、2015年までに、年間販売されるアルコール飲料の10億ユニット分の削減を約束させるもので、アルコール飲料摂取が原因で起こる虐待・暴力を抑止することを目的とする。製造会社としては唯一アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が、今月初旬、英国にて同社が販売するアルコール度数9%のTennents Superラガービール500ml缶の販売中止に同意している(同ブランドの400ml缶の販売は続行)

(FoodBev.com / the drinks business, July 30, 2014)

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