米国で一人当たりのビール消費量が最も多い州

2014年 7月10日

2013年、米国で一人当たりのビール消費量が最も多い州は、前年度と同様ノース・ダコタ州であった。ノース・ダコタ州に住む成人は、一人当たり年間平均43.3ガロンのビールを消費する。第2位はニュー・ハンプシャー州(一人当たり年間消費量42.2ガロン)。一人当たりのビール年間消費量が最も少ないのはユタ州。(弊社業界情報2013年8月20日に関連記事)米国ビール協会によるこの調査結果は、その年に州に出荷されたビール量を単純に州に住む成人の数で割って算出されている。
ノース・ダコタ州が2年連続でビール消費量第1になった理由として、ノース・ダコタ州のある住民は、「ここで他に何をすることがあるだろう」とコメント。近年、同州でのオイルシェール田の開発に伴い石油産業に関わる人々が同州へ流入していることは、消費量増加の主な理由の一つと見られている

(Nation and World, July 9, 2014)

業界情報一覧