メキシコへ投資増、ペプシコ社ならびにネスレー社
2014年 1月28日
飲料・食品メーカー、ペプシコ社ならびにネスレー社は、メキシコに今後5年にわたり約50億ドルならびに10億ドルをそれぞれ投資することを発表した。メキシコは中南米市場で2番目に大きな経済圏として急速に成長しており、中産階級が増えるに伴い、食品・飲料事業の拡張が長期間期待できると両社は見る。メキシコ政府は、3週間前、炭酸ソフトドリンク1リットルに対し1ペソ、高カロリー食品に8%、ペットフードに対しては16%の課税をそれぞれ実施することを決定したばかりだ。それにも関わらず両社が投資を増やすのは、これらの増税分は商品価格に多少なりとも転嫁され、しかし消費者はそれでも受け入れるとの確信があるからだとあるアナリストはコメントしている
(Bloomberg, Jan. 25, 2014)