炭酸ソフトドリンクも悪くない - グルメ・ソーダ

2013年11月26日

コカ・コーラ社やペプシコ社が売上低下で苦戦を強いられている米国ソフトドリンク市場で、Fentiman's、 Reed's、GuS、 FeverTree、 Maine Rootそして Q Tonicといった「グルメ」炭酸ソフトドリンクが、ナチュラル/スペシャルティ飲料の波に乗り、売上を伸ばしている。甘味料にステビアを初めて使用した炭酸ソフトドリンク・ブランド、Zeviaは、最近、特定のスーパーの売上上位20位以内に常に入る好調な売行きを記録している。オーネスト・ティー社による炭酸ソフトドリンク、オーネスト・フィズも好調だ。
この状況は、地ビールの成長過程とよく似ている、そして結局重要なのは高品質であることだと、ある業界専門家は言う。これら新しいソーダ・メーカーのグループは、天然甘味料ステヴィアを取り入れていたり、ティーやレモネードなど他の飲料を自身のブランドに結びつけ全く新種の飲料にすることにより成功している。地ビールやカクテルを流行らせたレストランやバー、あるいは自然食品ストアを通じて、消費者の舌が肥えてきている。高糖度炭酸ソフトドリンクを飲むという罪悪感を減らし、そして体重も減らす…その答えがこれらグルメ・ソーダ、またはcraft soda (地ビールcraft beerに対して)のようだ

(BEVNET, Nov. 20, 2013)

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