有名ブランド vs. プライベート・ブランド、違いは包装

2013年 9月23日

世界最大規模のshopper marketing agency、Integer Group会社により実施された米国買物客の行動調査に関する報告書は、米国消費者の間に、プライベート・ブランド(private label)を購入する習慣が、昨年も一貫して維持されていることを明らかにしている。昨年買物をした米国の人々の83%が、前年と同様のあるいはそれ以上の数のプライベート・ブランド製品を購入したとの調査結果が出ている。買物客の半分以上(54%)が、日用品購入における最優先事項は品質と指摘し、有名ブランド(name brand)がプライベート・ブランドに比べて品質が勝ると答えたのは、買物客全体の1/3以下であった。しかしながら、買物客の半分以上(56%)が、包装については、有名ブランドが、プライベート・ブランドよりもはるかに魅力的だと指摘する。買物客は、今では、有名ブランド製品が絶対的に優れた品質を保証するとは見ておらず、プライベート・ブランドとのギャップは明らかに縮まりつつあるようだ。両者に大きな違いがあるとすれば、それは包装であり、包装により有名ブランドが売場でより目立つ場合が多いとしている。包装は、買物客の製品認知に影響を及ぼし、彼らの購入決定に影響を与えることがある。その点が、有名ブランドに優位性があると、Integer Group社はコメントしている

(Packaging Digest, Sept. 19, 2013)

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