33cl、50cl飲料缶の需要増加 英国

2013年 8月27日

英国では今年、長引く経済不安に加え、1962年以来の寒い春を迎え、飲料缶には厳しい環境であったが、それにも関わらず、今年上半期のビールならびにサイダー(リンゴ酒)用の缶の出荷が、昨年同期比で大きく落ちることも無く、ほぼ同じであったと、英国飲料缶製造者団体The Can Makersは報告している。今年上半期の結果で興味深いのは、様々なビール/サイダー缶の中でも小さめのサイズ(33cl)が前年同期比12%増で伸びた点、そして、炭酸ソフトドリンク全体では前年同期比5.1%減であったが、エナジードリンクの成長が依然著しく、それに伴い50clサイズ缶が前年同期比18%増を記録した点である。春は寒かったものの、夏に入り温度が上昇、暑さが続いているため、飲料売上は順調だ。この勢いが続くことを業界は期待する

(FoodBev.com, Aug. 20, 2013)

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