標準型12oz飲料缶製造中止、ボール社

2013年 7月30日

北米市場での標準12ozサイズ缶の需要減少に対応するため(弊社業界情報2008年11月3日付に関連記事)、米国製缶会社ボール社(米国コロラド州)は、同社のミルウォーキー州ウィスコンシンにある飲料缶製造ラインでの生産を中止した。一方、特殊(Speciality)飲料缶の生産量は、今年第2四半期で前年同期比2桁の伸びを見せた。同ウィスコンシン工場は引き続き2ピース食缶の製造を続ける。ボール社のその他の飲料缶製造状況としては、ブラジルで、同社のAlagoinhas飲料缶製造工場が、今年第4四半期早々までの稼動を目指して、第2ラインの据付完了を迎えつつある。また、アジアでは、中国にて、広東省深川にある同社1ライン工場の生産能力を他の場所へ移設する過程にある

(The Canmaker, July 26, 2013)

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