レストランのビール・カクテル、ビール缶のような器で提供
2013年 6月18日
全米展開するハンバーガー・レストラン・チェーン、レッドロビンズは、2種類のビール・フレーバー・カクテルに、独自の器を利用するサービスを始めた。レッドロビンズでグラス代わりに利用されているのは、実際に販売されているビール缶から蓋を取ったようなアルミ製器(写真)で、再利用可能。クァーズ・ライトの缶と同様のデザインを描くアルミ製の器で出されるのは、クァーズ・ライト・ビール、ジンジャー・リカー、レモネードをミックスしたカクテルで、レモンを絞って味わう。もう一つのビール・カクテルは、ミラークァーズ社の地ビール事業部が販売するブルー・ムーン・ブランドのひとつ、ブルー・ムーン・ベルジャンホワイト・ビールに、ウォッカ、オレンジジュース、フレッシュレモンジュースを加えたミックス。ブルー・ムーンのグラフィックで装飾されたアルミ製の器を利用する。米国ではここ数年、ビール・カクテルが地ビール・パブを発信地として人気を高めている。ビールと器を活用したユニークな企画は、レッドロビンズにとりこれが初めてではない。昨秋、人気の地ビールに、バニラアイスクリーム、バニラシロップ、キャラメルを合わせるというビール・ミルクシェイクを開発、それをパイント・グラスで提供した。この企画は大成功をおさめ、その後、冬バージョンのビール・シェイクも発表され、現在では通常のメニューに加えられている。レッドロビンズは、そこで使用されているグラスをお土産として販売することでも知られており、今回もここでしか得られないユニークな器を創ることが非常に重要だったと、同レストランはコメントしている。このアルミ製の器の使用は、今夏期間限定であり、器は同レストランにて5ドルで販売されている
(NBC News Business, June 13, 2013 / The CanMaker, June 14, 2013)