二人でシェアするコカ・コーラ

2013年 6月 4日

And pull to reveal two half-sized self-contained cans for you and a friend 長年、"share happiness /喜びを分かち合おう"との言葉を広告に掲げてきたコカ・コーラ社は、そのコンセプトに基づく斬新なアイデア(弊社業界情報2013年4月30日付に関連記事)を消費者へ届けている。今回、同社は、コカ・コーラを二人で "share"するためにデザインされたクラシック・コカ・コーラ330mlサイズ缶を発表した。缶の両端を持ち、ひねって引っ張ると缶が真っ二つに割れ、缶半分の大きさの容器2つとなり、本体のコカ・コーラを二人分に分けることができる。米国で問題となっている肥満の原因のひとつと指摘される高糖質ソフトドリンクの飲み過ぎを防ぐ一助となるかもしれない。一方、「容器が含まれる分、コカ・コーラの分量そのものは330mlよりも少なくなっている」、「缶の廃棄量が倍増する」などの消費者からのコメントも見られる。この缶は、シンガポールで限定販売されているが、今後、他の市場へ展開するのかはまだ明らかにされていない

(MailOnline News, May 29, 2013 / Daily Packaging News, May 31, 2013)

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