ペプシコ社飲料ディスペンサー、米国デンバーで試験使用

2013年 5月14日

米国飲料メーカー、ペプシコ社がついに、コカ・コーラ社「フリースタイル」(弊社業界情報2011年4月19日付に関連記事)に対抗する飲料ディスペンサー(Fountain Machine)を、米国コロラド州デンバーのレストランGarbanzo Grillにて試験運転を開始する。「タッチ・タワー」と呼ばれるこのディスペンサーは、同社の提供する数多くのブランドから好きな飲料をタッチ・スクリーンを利用して選べる。すでに市場で使用されているコカ・コーラ社のフリースタイルと異なる点は、ペプシコ社によれば、最大4種(レモン、チェリー、ストロベリー、バニラ)のフレーバーを飲料に加えられること。例えば消費者はストロベリー・ペプシやレモン・マウンテンデューといったオリジナルの飲料を作ることが可能となる。現在、ペプシコ社は、米国の飲料ディスペンサー事業の30%を占め、その主な供給先は、タコベル、ピザハット、KFC。一方のコカ・コーラ社は残りの70%のシェアを持ち、マクドナルドやウェンディーズに供給する

(FOX31 Denver, May 13, 2013)

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