自然光で色の変わる飲料缶蓋
2013年 5月 9日
自然光や温度に反応して色が変化する飲料缶蓋が、製缶会社レクサム社(英国)により発表された。このアルミ製缶蓋は、フォトクロミック(可視光により色が変化)あるいはサーモクロミック(温度により色が変化)インキいずれかを200径ならびに202径の蓋に塗布することにより提供される。似たようなフォトクロミック・インキは、インキ・メーカーINX社により、今月初旬に米国アトランタで開催された製缶業界展示会CANNEXでも紹介された。サーモクロミック・インキは、飲料缶胴に既に使用されているが、飲料缶蓋に使用されるのは今回が初めてだ。サーモクロミック・インキは12色を提供している。また、白がかった半透明色のインキは、自然光にさらされると色が変化する。特にフォトクロミック・インキを使う蓋は、飲料缶を屋外で使用する機会が増える夏の季節に、その効果を最大限発揮するものと期待される
(The Canmaker, May 8, 2013)