2013年 4月16日

最新のトレンドのひとつは、デジタル世界と物理的世界を融合させることにある。ビール・メーカー、ハイネケン社(オランダ)は、最新キャンペーン「ハイネケン・イグナイト」の一環として、マイクロ・センサーとワイアレス・ネットワーキング技術を使用するボトルを開発し、周辺の動きを感知して光を放つ最新ボトルを作った。例えば、遠隔操作でボトルを音楽のリズムに同期させることも可能だ。乾杯する時にボトルを光らせたり、また、手に持って踊るとその動きに応じて点滅させたりしても楽しめる。この「双方向ボトルデザイン」を通じて、全く新しいナイトクラブでの体験を考案したかったと同社はコメントしている。ハイネケン社は、この「イグナイト」ボトル・デザインを、先週、イタリア・ミラノ・デザインウィーク開催中に試験的に使用している。今後、試験を重ねて、費用との兼ね合いを見て、商品化についても検討されると思われる

(Digiday, April 11, 2013)

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