缶蓋全面を開ける360エンド、米国地ビール缶で使用

2013年 4月 2日

米国ペンシルヴァニア州の地ビール・メーカー、スライ・フォックス・ブリューイング社は、製缶会社クラウン・ホールディングズ社が供給する、缶蓋の全面を取り外して開けられる「360エンド」を採用する米国で最初のビール・メーカーとなる。2010年、サッカーの世界大会、FIFAワールド・カップの南アフリカでの開催期間中、キャッスル・ラガー缶に初めて使用された360エンドは、クラウン社の202スーパーエンド技術に基づいて作られ、開口部を可能な限り大きくし、缶そのものを器にするもので、中身の飲料を別のコップに移し替える手間がなくなる(弊社業界情報2010年5月13日付ならびに2012年10月11日に関連記事)。ビールのフレーバーと香りを最大限楽しみながら、屋外でも簡単にビールを味わえるので、缶をより魅力的な容器にしている。360エンドを使用するスライ・フォックス・ビールは、3月末にある展示会で紹介される

(The Canmaker, March 28, 2013)

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